学校だより LIVE

野木沢小の教育や校長雑感をLIVEでお届けします

236 ホームページは、スマホからも見られます!

 野木沢小学校のホームページがあります。ご存じだったでしょうか。
 「野木沢小学校」と検索すると、「野木沢小学校-石川町教育ポータル」というサイトが表示されます。そこをタップしていただくと、
 「ようこそ!希望ヶ丘へ こちらは、石川町立野木沢小学校のホームページです。」というトップページが開きます。そこから、メニューを開くためには、一番上のカラーのバーの右側にある三本線をタップします。すると、メニューが開きます。今のところ、メニューは4つです。
 ・野小っ子NEWS・・・学校の子どもたちの様子を写真で紹介してます。
 ・学校案内・・・本校の紹介ページです。
 ・学校だよりLIVE・・・プリントの内容が、こちらでも見られます。
 ・学校行事・・・翌月までの主な行事予定です。
 ホームページでは、できる限り、写真を掲載し、子どもたちの様子を紹介していきます。また、連絡事項なども、トップページでお知らせすることもありますので、是非チェックしてみてください。

237 読書のすすめ

 図書委員会が、1学期にたくさん本を借りた人を紹介しました。上位10名は、次のとおりです。

   1位 岩谷  澪さん(4年)
   2位 二瓶 亜輝さん(6年)
   3位 佐藤  碧さん(5年)
   4位 佐藤  遙さん(4年)
   5位 紀陸 文平さん(2年)

   6位 二瓶 沙羅さん(4年)
   7位 佐藤 柚希さん(4年)
   7位 近内 龍大さん(1年)
   8位 水野 好輝さん(1年)
   8位 水野 優結さん(3年)
 4年生は、学年全体としても、一番本を借りていました。この貸出冊数は、あくまでも、学校の図書室から借りた冊数ですので、もしかしたら、町の図書館からも借りて読んでいる人もいるかもしれません。また、人によっては、ページ数のある物語をじっくり読んでいるので、借りる冊数はあまり多くない人もいるかもしれません。

 それでも、本をたくさん借りて、いろいろな本を読むことをお勧めします。それは、読書は、想像力を養ってくれるからです。動画やテレビなどは、視覚的に見て理解するため、そこに映し出された物を、そのまま受け止めることができます。だから、わかりやすいと言えば、わかりやすい。しかし、本は、文字で書かれたことを、読んで理解するだけでなく、そこに描かれている情景を、読者が自分の頭の中で、想像することができます。

 実は、この想像する力は、算数などの文章題を解くときにも、多いに生かされます。文章で説明されている状況を、頭の中で具体的に想像(イメージ)できるかどうかが、文章題を解くためのポイントになるからです。読書は、その力も養ってくれるのです。読書が苦手だという人は、この想像することが苦手なのかもしれません。その場合は、挿絵のある本を選んで、その挿絵を手がかりに、本の世界に触れてはどうでしょうか。もっと入口としては、絵本の世界から入ることがよいです。そこから、段階的に、挿絵が多い本から挿絵が少ない本へ、少しずつ本の世界へ入っていってはどうでしょう。また、自分の興味関心のある世界の本から入る方法もあります。スポーツをしている人は、同じスポーツをしている人の書いた自伝のようなものが、身近でよいかもしれません。

 夏休み、時間はたっぷりあります。今まで、あまり読書をしてこなかった人も、チャレンジしてみてはどうでしょうか。

238 命を守る「着衣泳」合い言葉は「ういてまて」

 厳密には、衣服を身につけて泳ぐことはしません。水の事故が起きるケースでは、海や河川などで、着衣状態で水中に転落してしまうケースが大半を占めるそうです。今回、日本赤十字福島県支部の指導員の方を講師にお招きし、着衣・着靴状態で水中に転落した際の対応を経験し、「浮いて助けを待つ」ために、どうすればよいか学びました。

 まず、着衣で水中に転落した時に、やってはいけないこと。
①水中で、衣服を脱いではいけません。
 ・かなり昔の着衣泳では、衣服が水を含んで重くなるので、水中で衣服を脱ぐことをやっていた時がありました。しかし、水中で濡れた衣服を脱ぐのは、かなり難しく、その分、体力が奪われます。さらには、水温が低いことで、身体が冷えて、低体温症になる危険もあります。
②着衣のまま、泳いではいけません。
 ・水分を含んで重くなった衣服を着たまま、泳ぐことは難しく、やはり、体力が奪われます。
③大声で助けを求めません。
 ・つい、大声で助けを求めたくなりそうですが、声を出すと、肺の中の空気が減り、浮力がなくなります。また、大声を出すことで、体力を奪われることにつながりますし、水を飲んで、逆に苦しくなってしまう場合もあります。

 次に、着衣で水中に転落したら、やるべきこと。
①浮くことを、最優先する。
 ・そのために、近くに浮くための助けになる物があったら、利用します。ランドセルやバック類も浮きます。今のシューズは、軽い素材でできているため、水に浮きます。ですから、シューズは脱がないで、はいたままが良いです。
②浮いたまま、救助が来るまで待つ。
 ・できるだけ、体力を保ったまま、助けが来るのを待ちます。

 最後に、事故にあわないために。
 それは、危険箇所には、近付かないことです。危なそうな場所には、行かないことです。夏休み期間中、子どもだけで、川や海には行かないようにしてください。釣りなどをして遊ぶ場合も、子どもだけではやらないようにしてください。そして、講師の方からのお願いは、今回の内容を、大人のみなさんに、よく分かってもらってほしいということでした。

 いよいよ、21日(水)から夏休みです。期間は、8月24日(火)まで。35日間という長い休みです。事故には、十分気をつけて、楽しい夏休みを過ごしてほしいです。できれば、今回学んだことを使うことなどないことを願っています。

239 1学期を振り返って

 今年、本校では「野木沢教育」を進めています。そこでは、「夢を持ち、未来を切り拓く力を育む教育」を実践しています。そして、「健康で、自信を持って、チャレンジする子ども」を育てていきます。

 この1学期を振り返って、どの学年でも、コロナ禍の中、計画された教育活動を、ほぼ計画どおりに進めることが出来ました。そこには、保護者の皆様の御協力がありました。改めて、感謝申し上げます。

 子どもたちは、学校外に出かけて、学校では体験できない活動を行ってきました。1年生から3年生は、見学学習で「ムシテックワールド」に出かけ、科学の実験や工作を行い、昆虫について、いろいろと学びました。4年生と5年生は、那須甲子青少年自然の家で宿泊体験を行い、登山や野外炊飯など、自然の中で体験活動を行いました。6年生は、修学旅行で会津若松市を訪れ、グループで計画したコースで市内散策を行い、会津の歴史や文化に触れる体験活動を行いました。

 それから、それぞれの学年で、栽培活動にも取り組んできました。1年生はアサガオの栽培、2年生はミニトマトの栽培、3年生はホウセンカや野菜の栽培、4年生はヘチマの栽培、5年生はバケツ稲栽培、6年生はジャガイモ栽培を、それぞれ行ってきました。また、1年生と2年生は、紀陸さんにお世話になり、里芋の栽培も体験しています。3年生は、相樂さんにお世話になって、リンゴの栽培体験も行っています。5年生のバケツ稲作りは、JA夢みなみさんにお世話になり、田んぼの生きもの調査も行いました。

 5月には、運動会も実施できました。6月からは、水泳学習も取り組み、記録会も実施できました。縦割り班での清掃活動をしっかりと行ってきました。ただ、感染予防のため、集会活動などの異学年交流活動が実施できないことがありました。他にも、各委員会では、学校のために、委員会活動に取り組みました。6年生は朝のボランティア清掃に取り組み、4年生は、主体的に朝のあいさつ運動に取り組みました。

 交通教室や避難訓練など、命を守る学習も行ってきました。そして、登校中は、道路を横断する際、手を上げて、車が止まってから、安全に横断できました。止まってくれたドライバーに、しっかりとお辞儀もできていました。ちょっと大きなケガをした子はいましたが、全員、無事に1学期を終えることができました。72日間の1学期を終えて、子どもたちはみんな、それぞれ成長してきたと思います。まずは、毎日、頑張った子どもたちに、拍手を送りたいと思います。

240 2学期に向けて

 1学期は、72日間ありました。そのうち、先週末で、30日間、お休みする人がゼロでした。全校生86名が、全員揃った日が、72日間中、30日間あったということです。

 これは、素晴らしいことだと思います。子どもたちは、本当に、毎日、よく学校に通ってくれました。そして、保護者の皆様には、毎朝、よく、子どもたちを送り出していただきました。

 学校は、楽しいところであってほしいと思います。しかし、子どもによっては、何かしらの理由で、楽しくない日もあったかもしれません。今日は行きたくないなあ、と思った日もあったかもしれません。それは、授業や学習に関係することかもしれませんし、友達や先生に関係することかもしれません。もしかしたら、お家で何かあって、それが原因だったかもしれません。

 そんな気持ちが乗らない日でも、子どもたちは、学校に来てくれたわけです。重い足を引きずりながら、学校まで来てくれたわけです。しぶるお子さんを、励ましながら、学校まで送ってくれたお家の方もいたことでしょう。

 でも、そうやって、学校に来てみたら、思ったより、学校が楽しかった、なんて日もあったかもしれません。昨日、ちょっとけんかしちゃった友達と、今日はなかよくできたとか、昨日はよく分からなかった学習が、今日は、少し分かるような気がしたとか。昨日、注意された先生に、今日は、ほめられたこともあったでしょう。朝は、すごく行きたくなかった気持ちが、学校に来てみたら、嫌な気持ちも少しやわらいで、ちょとだけ楽しくなった・・・。いやいや、ぼくは、私は、毎朝、元気もりもりで、やる気まんまんで、学校に来て、毎日、楽しく充実していましたよ、という子も、中にはいると思います。

 学校は、楽しいところであってほしいと思います。しかし、86名も子どもたちはいるんです。その全員が、一人一人、いろいろな気持ちがあって、いろいろな思いを持って、毎日、学校で生活しているんです。だから、集団で生活している学校の中では、いろいろなことが起きて、当然です。先程のような、ちょっと元気がなくなるようなことが起きても、おかしくないんです。しかし、だからといって、じゃあ、行くのやーめた、となっては、やはり、いけないのだと思います。学校は、毎日、休まずに、行かなければならないところです。それは、子どもたちにとって、学校に来て、集団生活をする中で、一人一人が学び、身に付けていくことは、膨大だからです。そして、それは、やはり、今しかないからです。

 学校は、楽しいところであってほしいと思います。その楽しさが、休み時間ではなく、授業時間であってほしいと思います。休み時間、友達と遊ぶことも楽しいけれど、授業時間、いろいろ考え、みんなで意見を言い合い、あーだ、こーだと考えて考えて考えて・・・そんな時間も、同じように楽しい、となってほしいと思います。そうして、今まで分からなかったことが分かったり、出来なかったことが出来るようになったりしたら、最高です。

 本校の給食は、自校給食で、出来たてほやほやをいただけます。とってもおいしいです。ある日、授業を終えた子が、「お腹がすいたあ」と言いました。授業はまだ3時間目でした。きっと、この子は、授業中、いろいろと考えて、頭をいっぱい使ったのだと思います。身体を使ったら、お腹が空きますが、頭を使っても、やはり、お腹は空くんです。こんな授業を、子どもたちに受けてほしいと思います。そして、おいしい給食をお腹いっぱい食べて、健康で元気な心と身体を作ってほしいと思います。2学期は、そんな毎日を送れるよう、先生方みんなで頑張りたいと思います。