野小っ子NEWS

実感を伴う

 1年生の教室で、興味深い授業をしていました。算数の「どちらがながい」という単元の学習です。授業では、紙テープを使って、子どもたちが計りたい場所の長さを写し取り、それを使って長さ比べをしていました。床や黒板を使って、比べていました。こうすることで、長さという目に見えない概念を、目に見える形にして、そして、一方をそろえることで長さを比べられることを実感します。この実感が伴うことがポイントです。黒板をはみ出して、廊下まで続くテープに、子どもたちは「すごく長い」ことを実感していました。