ブログ

【4年生】ごみの減量とバッグ型コンポストの授業

石川町防災環境課の協力のもと、「ごみの現状と減量への取り組み」と「バッグ型コンポスト(※)」について学習しました。

石川町防災環境課の方から、石川町のごみの現状や分別の実態について説明があり、ごみの中でも「食品ロス」にかかわるごみについて、くわしく学びました。

「食品ロス」は「調理くず」「手つかず食品」「食べ残し」の3つに分類されます。石川町ではどのような食品ロスが多いのか調べた結果、「調理くず」が最も多い結果となったそうです。「調理くず」とは料理をするときに出る、野菜の皮や芯、種などを指します。

「調理くず」のもったいないを減らす方法が「コンポスト」です。「コンポスト」とは「生ごみを腐らせて発酵させることで、植物の肥料をつくること」です。生ごみをただ捨てるのではなく、植物の肥料として再利用することができます。「調理くず」から「肥料」をつくり、その「肥料」から植物を育てることで「食べ物」をつくりだす…という循環を生み出すことが、SDGsの達成にもつながります。

▲石川町役場防災環境課の方から、ごみの減量についてお話を聞きました。


▲子どもたちの目の前にあるバッグが「バッグ型コンポスト」です。

ごみの減量とコンポストの有効性について学んだあとは、「バッグ型コンポスト」を開発した福岡県の企業の方とオンラインでつないで、「バッグ型コンポスト」の使い方について説明を受けました。

バッグ型コンポストは、「生ごみ投入期間」「熟成期間」「花や野菜づくり」の3つの過程で使っていきます。

説明の後の質問コーナーでは、「〇〇は生ごみとして入れていいですか?」「肥料と土は、どのぐらいの割合で入れますか?」「肥料を畑の土と混ぜていいですか?」など、家庭の生活スタイルのなかで、どのようにコンポストに取り組んでいけるか考えながら質問をする姿が印象的でした。

▲バッグ型コンポストを開発した福岡県の企業の方から、コンポストの具体的な方法の説明を受けました。前のめりに話を聞く姿に、やる気を感じますっ!

近日中に子どもたちが「バッグ型コンポスト」を家庭に持ち帰ります。今から始めると、夏休み中に肥料が完成する見込みです。家庭菜園の充実や夏休みの自由研究に役立ちそうですね。

ご家庭で、ぜひ「バッグ型コンポスト」に取り組んでみましょう。