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1. 256 マラソン練習、頑張ってます!

投稿日時: 2021/10/22 野木沢小-サイト管理者

 11月11日(木)が、校内マラソン大会の日です。先週から、業間の時間や体育の時間に、持久走の練習が始まっています。実際のコースを試走して、今の自分の記録を確認しています。1年・2年は約1.2km、3年・4年は約1.6km、そして、5年・6年は約2kmを走ります。校庭はほぼ平坦ですが、マラソンコースは、起伏が激しいコースになっています。私の経験上、これだけアップダウンがあるコースは、他に知りません。それだけ、子供たちにとっては、きついコースだと言えます。でも、その分、鍛えられることは間違いありません。

 マラソンは、足も痛くなるし、苦しくなる。とてもきつい、つらいものです。それは、最初から分かっていること。それでは、どうして、そんな、つらく、苦しいことを、やるのでしょうか。それは、「自分の力を付けるため」「自分を鍛えるため」です。これは、マラソンに限ったことではなく、つらく、苦しいことを、耐えて、頑張って、乗り越えた時に、人は力を付けるのだと思います。逆を言えば、つらくもない、苦しくない、そんな楽なことばかりして、力を付けることはできないのだと思います。だから、つらく、苦しい時は、歯を食いしばって、我慢して、できる限り頑張ってみる。そうやって、頑張っている自分を、自分自身で励ます。そして、最後までやり遂げた時、自分自身で自分をほめてあげる。頑張れた自分を、認めてあげる。それでいいのだと思います。どんなにつらいことでも、苦しいことでも、自分のためなら、頑張れる。その努力が、全て、自分の力になると思えば、耐えられる。乗り越えられる。そう思います。そういう積み重ねが、身体だけでなく、「我慢強い心」を育て、「最後まであきらめない態度」を養うのだと思います。

 苦しそうに、必死に頑張って走っている子供たちを見ると、涙が出そうになります。でも、誰も、その子ども自身の代わりにはなれないのです。自分の心と体を鍛えることは、結局、子ども本人にしかできないのです。だから、私たち教師は、その姿を応援することしかできない。頑張っている子供たちには、「頑張ってるよ、それでいいよ。そのまま、最後まで行こう。」と声をかけ、まだまだ頑張れそうな子供たちには、「もっとやれるよ、もっと頑張れるよ、全力で、手を抜かずにやろう」と励まします。マラソン練習は、まだまだ続きます。きっと、子供たちの中には、弱音を吐きたくなる子もいると思います。是非、お家の方々には、そういう思いを受け止めていただき、そして、言葉をかけてください。「あなたなら、できるよ。」と。その言葉が、子供たちの力になって、また、頑張ることができるのだと思います。

  最後に、今年のマラソンコースは、距離は変わっていませんが、コースの一部を変更しました。昨年度まで、3年生以上は、最後に県道に出た後、そのまま歩道を走って、学校前を過ぎ、奥井商店から左折して、校庭まで戻るルートを走っていました。しかし、やはり、奥井商店からの坂道が狭いので、安全上、そこを通らないことにしました。そこで、3年生以上も、低学年と同じように、県道に出た後、すぐに、職員駐車場に上る坂道を上がり、職員駐車場から校庭へ戻るルートを走ります。そのため、3年生以上は、コースの途中に、折り返しのコースが追加されました。この折り返しの部分は、ほぼ平坦なのですが、中間地点を過ぎるため、かなりきついと思われます。しかし、折り返しのため、頑張っている友だちの姿を見ることもでき、お互いに励まし合える場所にもなります。マラソン当日、是非、こちらの方でも応援していただけたらと思います。