家庭教育学級で講話を聞いてから、いろいろな方に、お家ルールを尋ねてみました。みなさん、それぞれのお家ルールがあるようです。
Aさんのお家ルール
・ゲームは、宿題が終わってからやります。
・時間は、夕食の前までです。
Bさんのお家ルール
・ゲーム機は、リビングで使います。
・兄弟みんなで、なかよく使います。
Cさんのお家ルール
・ゲームは、平日1時間まで。休日は1時間30分まで。
・時間が守れなかった場合、次の日は遊べません。
このように、お家ルールをしっかりと決めているお家ばかりではないのかもしれないと思います。そういうお家の場合、次の項目を参考に、お家ルールを決めてみてはどうでしょうか。
(1)使う場所はどうするか。
・できれば、リビングのような、他の家族の目が届くところで使用させたいです。
(2)使う時間はどうするか。
・何時間以内というきまりもありますが、使っていいのは何時まで、何時からは触らない、というきまりもありです。
(3)ゲームよりも優先してやるべきことは何か。
・楽しいゲームを先にすると、肝心のやるべき事がおろそかになりがちです。
・まずは、先に優先すべき事をやってから、ゲームはやるようにしたいです。
・優先すべき事は、家庭学習や、お家のお手伝い等
(4)トラブル防止のためにどうするか。
・ネットにつながる場合、このきまりは大事です。
・個室にこもっての使用は、要注意です。
・どんなゲームで、どんな人たちとつながって遊ぶのか、親の確認が必要です。
・何か発信する場合、その内容や発信先について、親の許可は必要です。
最後に、学校としては、ゲームのやり過ぎなどで、学校生活に支障をきたすようであれば、改善を促したいと思っています。例えば、次のような場合です。
・ゲームをして、家庭学習をやってこない。もしくは、適当に終わらせている。
・夜遅くまでやっていて、睡眠時間が足りていない。
・朝起きるのが遅く、朝ご飯を食べてこない。
・ゲームの影響で、行動や言葉遣いなど、荒れている。 等。
子どもたちの健やかな成長が、学校の一番の目標です。ですから、その妨げになるような生活習慣は、その子どもの成長にとって、悪い影響を与えるものです。学校としても、その点に関しては、保護者のみなさんと協力しながら、考えていきたいと思います。