学校だより LIVE

1. 226 シトラスリボンプロジェクト

投稿日時: 2021/07/05 野木沢小-サイト管理者

 先日、学校に来られた方から、クラフトバンドで作った黄緑色のリボンをいただきました。


 シトラスリボンというそうです。私は、知りませんでした。そこで、調べてみました。以下に紹介します。(シトラスリボンプロジェクトのHPより)


 これは、コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛県の有志の方がつくったプロジェクトです。愛媛県特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めています。リボンやロゴで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)です。
 「ただいま」「おかえり」と言いあえるまちなら、安心して検査を受けることができ、ひいては感染拡大を防ぐことにつながります。また、感染者への差別や偏見が広がることで生まれる弊害も防ぐことができます。感染者が「出た」「出ない」ということ自体よりも、感染が確認された“その後”に的確な対応ができるかどうかで、その地域のイメージが左右されると、考えます。コロナ禍のなかに居ても居なくても、みんなが心から暮らしやすいまちを今こそ。コロナ禍の“その後”も見すえ、暮らしやすい社会をめざしませんか?

 石川町でも、計画通り、ワクチン接種が進められています。それに伴い、感染リスクも低くなることと思われます。感染症専門医の忽那賢志先生は、次のように話しています。

「ワクチン接種は、当初、「発症を防ぐ」のであって感染そのものを防ぐかどうかは分かっていない、と言われていましたが、感染を防ぐ効果も分かってきました。調査結果でも、新型コロナワクチンの2回の接種から14日以上経った人は、91%の感染予防効果が示されました。

 発症を防ぐことと、感染を防ぐことと、何が違うのか、別に本人にとっては同じじゃないか、と思われるかもしれません。本人にとってはあまり大差ないかもしれませんが、ワクチン接種者が感染しにくくなる、ということは、接種者がその周りの人に感染を広げる可能性が低くなる、ということです。自分の家族や周りの人を感染から守ることができるのであれば接種する意義は十分あると言えるのではないでしょうか。

 実際にワクチン接種が進んでいる地域では、接種した人だけでなく、接種していない人でも感染者が減っているというデータも出てきています。接種率が20%上がるごとに、ワクチンを受けていない集団の新型コロナの感染が約2倍減少したとのことです。お子さんがワクチンの接種対象年齢から外れており不安に思われている方も多いと思いますが、家族が接種することで間接的にお子さんを守ることにも繋がります。」

 先に紹介した、シトラスリボン、今度、自分でも作ってみようと思いました。作り方は、ネットでも紹介されています。興味がおありの方は、検索してみてください。