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1. 157 夜空を見上げてみませんか?

投稿日時: 2020/12/08 野木沢小-サイト管理者

 先日の早朝、南の空に、偶然、流れ星を見ました。見た目で5cmくらいの長さで、かなり明るく光って流れたので、とてもうれしかったのですが、調べてみたら、今、ちょうど「ふたご座流星群」の出現時期だったようです。

 流星が多く見られる主な流星群は、1年間に11個程ありますが、その中で、特に、毎年ほぼ安定して多くの流星が出現する3大流星群というのがあります。それが、12月28日頃から1月12日頃見られる「しぶんぎ座流星群」。7月17日頃から8月24日頃に見られる「ペルセウス座流星群」。そして、今の時期見られる「ふたご座流星群」です。

 国立天文台のホームページによると、ふたご座流星群は、毎年ほぼ一定して、多くの流星が見られるという点では、年間最大の流星群と言えるそうです。今年は特に条件がよく、15日が新月のため、月明かりの影響が少なく、いつもより多くの流星が見られそうです。流星が最も多く現れそうなのは、13日の夜から14日の明け方にかけてです。日付が14日に変わる頃、空の暗い場所で観察すれば、最大で1時間あたり55個前後の流星が見られるそうなので、期待したいです。また、12日の夜、14日の夜も、最大で1時間あたり20個を超える流星が出現するようなので、天気が良ければチャレンジしたいですね。いずれの夜も流星は、午後8時頃から現れ始め、本格的な出現は午後10時頃からで、夜半を過ぎた頃に数が最も多くなり、明け方まで流星の出現が続くようです。

 流星は、空全体に現れます。いつどこに出現するかは分かりませんので、なるべく空の広い範囲を見渡すようにするといいです。また、目が屋外の暗さに慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けると良いでしょう。レジャーシートを敷いて地面に寝転ぶなどすると、楽に観察できますが、大変寒い季節ですので、寒さ対策をしっかり行ってください。それから、事故に遭わないように、子どもだけでは見ないように、十分注意して観察をしてください。