学校だより LIVE

1. 135 マラソン練習

投稿日時: 2020/10/28 野木沢小-サイト管理者

 マラソンの練習が始まっています。今年のマラソン大会は、11月12日(水)2・3校時の予定です。学年に応じて校庭を何周かしてから、校庭を出て、学校の周辺の道路を一周するコースを走ります。距離は1・2年生が1.2km、3・4年生が1.6km、5・6年生が2.0kmです。
 学校の周辺を回る周回コースを走ってみました。車の行き来が少ない、とても走りやすいコースだと思いました。ただ、アップダウンが激しいです。調べてみたら、校庭が標高246mで、校庭を出たら、すぐに上りです。しばらく行くと、ちょっと下って、また上ります。校庭から400m程行った辺りが一番標高は高く、約260mあります。なんと校庭との差が14m。4階建てのビルぐらいあります。そして、そこから、コースは400mの下り。一気に校庭より少し低い標高245mまで下ります。そして、ここから校庭まで残り200mぐらいですが、最後に学校の前の道路から職員駐車場までの勾配の急な上り坂が待っています。コースの終盤なので、かなりきついと思います。しかし、その坂を上りきれば、ラストスパート。校庭でゴールとなります。
 子どもたちは、朝の時間や休み時間に校庭を走っています。先日行われた全校集会で、次のような話をしました。
「いよいよマラソンの練習が始まりました。このマラソンの練習で大事なのは、途中、歩いたり、止まったりしないで、同じ速さで、最後まで走り続けることです。そして、マラソンの練習はつらくて、苦しいです。でも、そのつらくて、苦しいのを我慢して頑張った分、それは、自分の力になります。その力は、走る力だけでなく、つらくても苦しくても逃げないで頑張るという心も強くしてくれます。みんなで、マラソン練習を頑張りましょう。」
 体育の時間も練習している様子が見られます。長い距離を走るのが苦手な子どもにとっては、大変な練習です。しかし、マラソンも戦う相手は自分です。つらくて苦しくて歩きたいという自分と、もう少し頑張ろうとする自分とが、戦い続けます。そうやって、自分の心が強くなっていくのだと思います。そして、つらくて苦しいマラソンですが、一度、スタートしてしまえば、そこから後は、ゴールに向かって、距離はどんどん短くなっていきます。頑張って前に踏み出している一歩一歩で、間違いなく、ゴールへ近づいていきます。そして、途中でやめなければ、止まらなければ、全員がゴールにたどり着くことができます。それが、マラソンです。
 もうしばらく、練習の日々が続きます。お家でも、頑張っている子どもたちを励ましてください。