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1. 146 マラソン大会

投稿日時: 2020/11/13 野木沢小-サイト管理者

 これ以上ないという秋晴れの下、マラソン大会を行うことができました。昨年は、風が吹いて肌寒い中で実施したようですが、今年は、無風で、しかも太陽まで顔を出してくれたので、マラソンを行うには、最高のコンディションだったと言えます。

 子どもたちは、どんな気持ちでスタートラインに立っていたのでしょうか。体育館で行った開会式で、次のような話をしました。
「いよいよマラソン大会本番です。スタートラインに立ったら、後は、ゴールを目指して走るだけです。途中、どんなにつらくても、どんなに苦しくても、あきらめずに走り続ければ、必ずゴールにたどり着けます。もし、途中でくじけそうになったら、頑張っている自分を、自分で励ましてください。『ぼく、すごい』『わたし、えらい』って。そうして、ゴールを目指し、自己ベスト記録が出せるよう、頑張りましょう。」

 競技は、中学年女子からスタートしました。校庭には、多くの方々が応援に駆けつけてくださいました。そして、校庭を出発する子どもたちや、周回コースを走り終え、校庭に戻ってくる子どもたちに大声援を送ってくださいました。きっと、子どもたちは、その声援に後押しされ、いつも以上に頑張れたと思います。

 走った子どもたちは、全員、完走することができました。マラソンは、自分との戦いです。歩きたい、休みたい、足が痛いなど、走りながら、次々と変わる心と体の状態に、負けず、あきらめず、走り続けるのです。これは、走っている本人しか分からないことです。きっとゴールした時、やり遂げた達成感や満足感を味わったに違いありません。しかし、中には、思うように走れなくて、悔しい気持ちになった人もいたかもしれません。それも、成長する過程において、とても貴重な経験です。