学校だより LIVE

1. 272 書き初め練習

投稿日時: 2021/12/22 野木沢小-サイト管理者

 この冬休みの課題に、全学年、書き初めの清書があります。1年生と2年生は硬筆、3年生以上は毛筆になります。(県書き初め展には、全学年、毛筆の出品が可能です。)

 この書き初めですが、学校でも2学期の書写の時間に取り組んでいて、清書も何枚か書きました。そして、冬休み期間中に、自宅や野木沢地区青少協の書き初め大会で清書を書くことになります。それら全ての中から、最終的に、県書き初め展の出品、自治センターへの展示、そして、校舎内への掲示する作品を選びます。

 毛筆で書く条幅用紙は、半紙と違い、長いので、なかなか練習しにくいのですが、次のような方法で書くとよいです。(ちなみに、書き初め用の下敷きを持っている場合は、その長い下敷きを使えば、大丈夫です。)

 まず、新聞紙を1枚広げ、縦の短い方を半分に折ります。そうすると、条幅用紙がはみ出さずに、ちょうど乗せられる大きさになります。この新聞紙の上に、下敷きを乗せ、最後に条幅用紙を乗せます。(この時、条幅用紙の裏表を間違えないように。ざらざらは裏です。)

 次に、一番上の文字の部分に下敷きをずらして、最初の文字を書きます。書き終わったら、下敷きだけを下にずらします。先程書いた文字は、新聞につくように置きます。

 そうやって、書く文字の部分に下敷きをずらしていって、最後まで書きます。この時、書いた文字と新聞をずれると、清書が汚れるので注意です。書いた文字を汚さないように、気をつけて書きます。

 大文字を書き終えたら、名前を書く部分に下敷きをあて、名前を書きます。名前は、半紙に書いている大きさよりは、少し大きめに書きます。名前も手本があれば、手本を見ながら、丁寧に書きます。私は子どもたちに、大きな文字50点、名前50点で合わせて100点だと言っています。名前も書き終えたら、新聞に乗せたまま、乾燥させます。2枚目は、新しい新聞を使って書きます。

 書写の作品は、いかに集中して書けたかがポイントです。ですから、テレビがついていたり、遊びながら書いたりするのではなく、できるだけ静かに集中できる場所で書くといいです。