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1. 95 小中連携授業研究会

投稿日時: 2020/09/11 野木沢小-サイト管理者

 石川町では、先生方の授業力向上のために、小中連携の授業研究会を開催し、お互いに授業を見合い、研修する機会をとっています。今回、本校が会場となり、石川小、沢田小、石川中の先生方が参観にお出でになりました。授業は、第2学年岩渕先生にやっていただきました。教科は、国語科。説明文の単元で、授業を行いました。

 本校を含めると、総勢30名近くの先生方に授業参観していただきました。2年生の子どもたちは、そんなに多くの先生方に囲まれるようにして授業を受けたわけですが、みな、いつも通り、明るく元気に、そして、担任の先生と支援員の先生と一緒に、課題に向けて、最後まで一生懸命、考え、発表し、取り組んでいました。
 授業を終えた後、先生方は、小グループになり、本日の授業について研究協議の話し合いを行いました。そこでは、指導の在り方やワークシートなどの使い方、そして子どもたちの学び等について、様々な御意見をいただきました。その中には、2年生の子どもたちが、昨年度から見違えるほど、成長した姿に驚いたという声が多数聞かれました。それは、担任の先生と子どもたちが、これまで一緒に生活する中で、互いに向き合いながら、築き上げてきた証なのだと思いました。

 今回の授業研究会で、一番大変だったのは、紛れもなく、授業者の先生です。これまで、授業者として、指導案を考え、授業の準備を行い、前日まで計画的に子どもたちを指導してきました。他の人からは分からないところでの努力をされて、当日の授業を迎えたわけです。当日も多くの先生方に参観され、緊張しながら授業したと思います。だから、一番、学ぶことが出来たとも言えます。そして、授業をした者として、研究協議の御意見を聞き、指導助言の先生の話を聞き、きっと誰よりも、実感が伴って、それらを受け止めたに違いありません。

 学校の先生方は、毎日、毎日、多くの授業をしています。だから、自然と自分なりの授業スタイルが出来上がります。それは悪いことではありません。しかし、時々、今回のように誰か他の人に授業を見てもらうのは、すごく大事なのです。それは、教師の授業力は、他の人に見てもらう機会を通して、アップしていくからです。