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1. 88 理科作品展審査会を終えて

投稿日時: 2020/09/03 野木沢小-サイト管理者

 本校が、小教研理科部事務局のため、本校において、今年の理科作品展審査会を開催しました。今年は、夏休みが短かったことと県の理科作品展が中止になったことを受けて、募集数を学校規模で限定して、作品を募集しました。審査会には、合計107点の作品が出品され、各校より御協力いただいた先生方に、学年を分担して審査をしていただきました。
 私は、全体的に作品や審査の様子を見させてもらいました。いろいろな作品の中には、臨時休校中であった4月頃から観察や実験に取りかかった物がありました。今年ならではの、マスクの色の違いと温度変化を調べた物もありました。身近なことを研究テーマにした物では、自分の好きなウインナーをおいしく食べる方法を研究した物などありました。
 その中に、石川小の5年生が取り組んだ「石川町の鉱物」の研究がありました。実際に、鉱物の発掘を体験し、採取した鉱物を分類するなど、時間と労力をかけた大作でした。石川町の鉱物について詳しく知りたいと思っていた私は、大変興味深く見させてもらいました。
 本校の5年生、吉田智哉さんが取り組んだ素材は、習字で使う墨汁でした。その研究は、「習字をやる人必見!墨汁 汚れと向き合う実験」です。墨汁で汚れた衣類を、どうしたらきれいにすることができるか?それを、いかにも5年生らしい視点で、実験材料を検討し、実験して追究しています。彼の取組は、審査された先生方からも、子どもらしく、実生活の中から着目した興味深い研究であると評価されました。そして、見事、5年生の作品の最高賞である「推薦」に選ばれました。他にも、特選、準特選に選ばれたみなさんは、下記のとおりです。おめでとうございました。
 推薦、特選、準特選の作品は、9月13日(日)に浅川町の吉田富三記念館で開催される「作品展示会」に展示されます。他校の素晴らしい取組の作品も展示されています。参考になると思いますので、是非、見においで下さい。詳しくは、裏面のお知らせをご覧下さい。

5年 吉田 智哉さん 習字をやる人必見! 墨汁 汚れと向き合う実験 推 薦
3年 佐藤 愛菜さん みぢかなえき体をこおらせよう!何味が早くとけるかな? 特 選
6年 近内 爽馬さん しゃぼん玉はなぜ丸い? 準特選
6年 堀江  諒さん 浮力の研究 準特選
6年 山崎 優奈さん いろいろな物を こおらせてみた!! 準特選
5年 二瓶 大雅さん メダカ色変わり実験 準特選
4年 吉田 心琴さん 10円玉を1番きれいにした物はどれ~? 準特選
4年 吉田 裕翔さん えきたいの重さの研究 準特選
3年 宇佐美 蒼さん 塩を使った「うき」「しずみ」実験 準特選