各学年の教育計画によりますと、4月・5月に「鉄棒を使った運動遊び」「鉄棒運動」が計画されています。それぞれの学年の発達段階で、取り組む種目などは変わってきますが、一つだけ言えることは、計画されている時間だけでは、なかなか鉄棒は上手にならない、ということです。鉄棒運動に配当されている時間は限られていて、他の運動もたくさんあるので、これ以上増やすことはできません。そこで、体育の授業以外の時間に、鉄棒を使って遊ぶことが求められます。しかし、実際は、休み時間に、鬼ごっこなどで遊ぶ姿はよく見かけますが、鉄棒で遊んでいる姿はあまり見かけません。子どもたちには、是非、休み時間に鉄棒で遊んでほしいと思っています。
4/21の福島民報に、「逆上がりの成功のこつ」という記事が載っていました。「逆上がり」は、子どもにとっては、是非、できるようになりたい技の一つです。この記事の中では、逆上がりができるようになるためには、次の三つのポイントを挙げています。
① 蹴り上げる足の力 ② 引き付ける腕の力 ③ 後ろに回る感覚
この三つの動きがうまく連動すると、逆上がりは成功するそうです。この中で、後ろに回る感覚を身につけるために、親子で向き合って、手をつなぎ、子どもが大人の体を駆け上がって、後ろにくるっと回る動きが紹介されています。これを読んだ時、私も娘が小さい時に、よくやっていたのを思い出しました。子どもは、逆さまになったり、回転したりする動きが大好きです。親がへとへとになるまで、「やってやって」とねだられていました。
この記事を、下部に掲載してあります。ポイントとなる動きについて、動画で確認できるようになっていますので、是非、覗いてみてください。最初は、思うようにいかないかもしれませんが、あきらめずに取り組むことで、できるようになると思います。