投稿日時: 2020/07/22
野木沢小-サイト管理者
今回が、最後の紹介になります。まずは、日常の風景を題材にした作品です。
にじのした ソフトボールの 大会だ
太陽が みなをみまもる 水あそび
十五夜と 世界のみんな にらめっこ
マスクして コロナウイルス たたかうぞ
日常の生活を題材にすると、スポ少のことやプールのこと、お月見のこと、そして、コロナ対策のことが唱われていました。作った子どもたちが、どんな生活をしているかで、作られる句も変わってくるのですね。
最後は、動物が登場する作品です。
わたり鳥 家にかえるよ うみこえて
水たまり カエルの恋が そよ風と
夜の中 せみのなき声 子守歌
春の空 すずめたちが ふえを吹く
子どもたちの目には、動物たちの行動は、どれも擬人化されて見えるので しょうか。おもしろいです。やはり、生き物と子どもたちの関係は、大人に 比べると、より近い存在なのかもしれませんね。
最後に、子どもたちに真似て、私も一句詠んでみます。
今日もまた 声だけ聞こえる ホトトギス