学校だより LIVE

1. 202 ムシテックワールド

投稿日時: 2021/04/30 野木沢小-サイト管理者

 先日、1年生、2年生、3年生の子どもたちが、見学学習でムシテックワールドに行きました。私も活動の様子を見に行きましたが、そこで懐かしい物を見つけました。

 それは、「うつくしま未来博」の資料でした。うつくしま未来博は、2001年の7月から9月までの3ヶ月間、この須賀川市の会場で行われた博覧会です。当時は、ここにたくさんの展示館が建てられ、多くの人たちが訪れました。福島県内の小中学校は、全ての学校が訪れたと思います。また、パスポートもあったため、仕事を終えてから、連日駆けつけた人もいたようです。私も、当時勤務していた学校の子どもたちと来ましたし、矢吹からも近いので、休みの日に2、3度訪れました。日中はすごく混んでいましたが、夕方は人混みもなく、静かに散策できたことを覚えています。また、展示館の中に、昔話の語りべのお話を聞ける民話茶屋があって、実はそこで、当時、会津で語りべをしていた私の母親も語りをしたことがありました。そうそう、あのキビタンは、この未来博のマスコットとして誕生しました。その資料を見ていたら、懐かしいことを次々に思い出しました。

 このムシテックワールドは、その時、「なんだろうのミュージアム ムシテックワールド」という名の展示館でした。そして、未来博が終わってからも、昆虫と科学をテーマにした科学館「ムシテックワールド」として、今も残っているのです。

 子どもたちは、サイエンスショーを見たり、やじろべえの工作をしたりして、科学の世界に触れた後、昆虫の展示物を見に行きました。ここでは、いろいろな昆虫の体のつくりや行動の不思議を体験できました。お昼のお弁当も、天気が良かったので、オープンデッキで食べました。この日は、野木沢小だけの貸し切り状態でしたので、ゆっくりと過ごすことができました。館の方にお話を聞いたところ、5月からは、連日、たくさんの予約が入っているとのこと。今のうちに行けて良かったなあと思いました。

 さて、学校が始まって一ヶ月。これまで、子どもたちは毎日、元気に学校生活を送ってきました。明日からの連休は、ちょっと疲れた身体と心のリフレッシュができればいいなあと思います。そして、連休明けには、また元気に登校してきてほしいです。なお、外出する際には、マスクを着用し、感染対策をしっかりとして、できるだけ密を避けて、お願いします。