学校だより LIVE

1. 205 限界突破 心を燃やして 花咲く勝利を

投稿日時: 2021/05/14 野木沢小-サイト管理者

 これは、今年の運動会のスローガンです。考えたのは、6年生の二瓶大雅さんです。大雅さんに、このスローガンに込めた思いを聞いてみました。

 ぼくにとっては、最後の運動会になるので、自分の持つ力を限界をこえるまで出し切り、心に残る最高の運動会にしたいと思い、このスローガンを考えました。
 そして、応援団長として、みんなに花咲く勝利を届けます。

 とても強い思いがこのスローガンに込められていました。きっと同じ応援団長の草野大輝さんも、同じ思いでいることと思います。紅も白も、この熱い思いを持った応援団長の下、精一杯戦ってほしいです。

 私は、このスローガンを見て、ある一つのことを思いました。それは、「ルーの法則」です。
 「ルーの法則」とは、トレーニングの世界の法則で、簡単に言うと、「人の体は、適度に使っていることで発達し、使わないでいると衰える」というものです。当たり前のような気もしますね。しかし、この適度な運動で大事なのは、自分の持っている力をちょっとだけ超えるということです。自分の持っている力を100としましょう。トレーニングでは、この100を常に意識し、それを、ちょっとだけ越えるようにします。そうして、トレーニングし続ければ、もともとの100の力が、102の力になるということです。一方、もともと100の力があるのに、トレーニングで全力を出さずに、少し手を抜いたトレーニングを続ければ、100の力があった自分の体がちょっと衰え、98の力の体になってしまうのです。
 だから、大事なのは、常に全力で、自分の限界をちょっとだけ突破したトレーニングを続けることです。そういう姿勢が、大事なのです。

 結果は、あとからついてくるもの。それよりも大切なことは、常に、限界突破の本気全力で、持っている力を出し切ること。中途半端にやらないということです。終わってから、「ああ、ホントはもっとやれたのになあ」なんて言うのは、愚の骨頂で、自分を全く鍛えてはくれません。例え何着になろうとも、ゴールするまで、あきらめず、本気・全力を出して、ベストを尽くす。そういう姿勢こそが、自分を高めてくれるのです。(続く)