学校だより LIVE

1. 142 マラソン試走

投稿日時: 2020/11/05 野木沢小-サイト管理者

 どの学年でも、来週12日のマラソン大会に向けて、試走を行っている。実際に、マラソンコースを走って、タイムを測定するのだ。距離は、低・中・高学年で変わるため、2・4・6年生は、昨年も走っている距離だが、1・3・5年生にとっては、初めての距離になる。マラソンも、以前、陸上で話したことと同じで、今までの自己ベストを出すことが目標になる。そのために、練習段階で、自分はどのくらいのタイムで走れるのか知ることは大事なのだ。
 そして、このマラソン試走は、走れば走るだけタイムを縮める子がいる。1回目走って、もっと自分の力を出せると思った子は、2回目が良くなる。一方、1回目より2回目のタイムが悪くなる子もいる。それは、1回目は、初めてなので、結構頑張って走れるのだが、2回目は、1回目に走って、そのつらさを味わって知っている分、つらくなる前に、無意識でブレーキをかけてしまうのかもしれない。
 だから、マラソンは、自分との戦いなのだ。つらい、苦しい、力を抜くか…いや、もう少しだけ頑張ろう…そういう心の中の駆け引きがある。そうやって、体も心も鍛えられていくのである。