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1. 124 運動会を終えて

投稿日時: 2020/10/13 野木沢小-サイト管理者

 5月から10月に延期して実施された、今年の運動会。まずは、やれてよかったと思います。ただ、私の予想は大きく外れ、台風が接近し、やむなく平日実施となったことで、観戦することができなかった保護者の皆様には、申し訳なく思います。しかし、6年生にとって、小学校最後の運動会であったわけですから、やれないよりはやれた方が絶対よかったです。また、一つ小学校の思い出ができたと思います。また、1年生にとっては、小学校初めての運動会。幼稚園や保育園とは違った感じを、子どもなりに受け止めたのではないでしょうか。

 さて、今年の運動会を振り返って、私が一番感じたのは、子どもたちの健気さです。いつも思うことですが、運動会は、運動が苦手な子どもにとっては、なかなか気持ちが前向きになれないところがあります。そういう子は、練習段階から、複雑な思いで参加しています。中には、休みたいとさえ思っている子どももいます。心と体は表裏一体なので、気持ちが沈んでいると、本当に体の調子が悪くなるのです。それでも、参加した子どもたちは、みな、頑張って競技しました。一生懸命頑張る姿に、野木沢の子どもたちの健気さが現れていたと思います。どの学年の、どの競技においても、みな、最後まであきらめずに、本気全力100%で頑張っていました。例え、入賞にならないと分かっていても、最後までしっかりと走りきりました。たとえ、びりでも、かっこよく走りきりました。ほんとに素晴らしい子どもたちだと思います。

 そして、応援団を中心に、紅も白も応援を頑張っていました。高学年の子どもが種目でいなくても、低学年の子どもたちが、大きな声援を送っていました。下級生たちに応援された上級生たちは、さぞかし、嬉しかったことでしょう。そして、お出で頂いた御家庭の皆様からも、大きな声援を頂いて、子どもたちは、みな、いつも以上に頑張ったに違いありません。また、代表児童の返事やあいさつ、態度も立派だったと思います。

 そして何より、今回の運動会は、保護者の皆様の支えがなければ、できなかったと思います。早朝からの準備、係分担、そして、休憩ごとの校庭整地と、本当にお世話になりました。野木沢小保護者の皆様のチームワーク、団結力、そして、ボランティア精神はとても素晴らしいです。本当に心強く思いました。ありがとうございました。

 さて、運動会は終わりました。しかし、子どもたちの教育活動が終わったわけではなく、番組はさらに続きます。これからも、日々の授業を充実させていくことはもちろん、行事的には、11月には、中旬にマラソン大会、下旬に学習発表会も控えています。それが過ぎれば、もう12月。2学期のまとめに入ります。これまで着実に、子どもたちは力を付け、成長してきています。コロナもインフルエンザも、心配なことはなくなりませんが、それでも、これまで同様、子どもたちの健やかな成長のために、学校、家庭、地域が一体となって、教育活動を展開していきたいと思います。引き続き、御理解と御協力をお願いします。