学校だより LIVE

1. 60 日常を十七音で

投稿日時: 2020/07/15 野木沢小-サイト管理者

5年生が国語の学習で作った俳句を紹介します。

  夕立の きぼうがおかは みずあびだ

  雨の中 かさがくるくる アサガオだ

 まず、季節柄、雨をテーマにした作品を2つ紹介します。
 一つ目の作品。晴れていれば、駆け回って遊んでいる希望ヶ丘が、雨で遊びに行けない。そんな雨にぬれる様子を見て、水浴びしているようだと感じたのでしょう。希望ヶ丘が、子どもたちにとって身近だからこそ、そう感じたのかもしれません。二つ目の作品。色とりどりに開いた傘が、アサガオのように見えたのですね。くるくるという言葉に、そんな雨の日でも、楽しく過ごしている様子が分かります。

 

  七夕に たんざくかいて ねがいのせ

  たなばたは ゆめも願いも かなえるよ

 続いて、七夕をテーマにした2作。日本古来の風習の中で、この七夕は、比較的行われていると思います。考えてみると、短冊に願いを書いて、七夕様に夢をたくす行為は、ロマンチックですね。まさに「星に願いを」です。ディズニー映画「ピノキオ」の主題歌に、「星に願いを」という曲があります。素敵な曲です。なかなか普段の生活で、星を眺める機会はありません。時には、夜空を見上げ、星のまたたきを見たり、夢や願いを思ったりする心のゆとりを持ちたいと思います。