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1. 289 オンラインゲームについて考える②

投稿日時: 2022/02/17 野木沢小-サイト管理者
オンラインゲームの時間について

 今回の調査で、オンラインゲームをしている54%の子どものうち、2時間以上オンラインゲームをしている子どもが、平日で21%、休日になると51%いました。そして、さらに、平日はいなかった4時間以上やっている子どもが、休日は20%いました。

 平日、上学年だと学校が終わって、家に着くのは午後4時30分を過ぎると思います。仮に、午後5時から家庭での時間がスタートするとして、寝るのが午後10時だとすると、その間、5時間が家庭生活時間ということなります。そのうち、2時間をオンラインゲームで遊ぶということは、家で起きている時間のうち、40%をずっとゲーム機の前で過ごしていることになります。

 当然、家庭学習をする時間や、夕ご飯を食べたり、お風呂に入ったりする時間もあるので、きっと5時間はあっという間に過ぎてしまうのではないでしょうか。それでも、ゲームをやろうとすると、後は、寝る時間が遅くなるしかありません。

 そして、何よりも、ゲームをするために、宿題をやらないのは論外ですが、ゲームのために、宿題を早く終わらせようとして、いわゆる、やっつけ仕事みたいにやっている可能性もあります。おそらく、ノートの字は乱雑になり、計算などもミスが多くなります。見直しなどもしないでしょうから、それは、形だけ終わらせた宿題で、全然自分のための宿題になっていないと思います。

 平日でそうなので、休日、たっぷり時間がある分、どうしてもオンラインゲームをしている時間は長くなりがちです。気がつけば、4時間を超えてしまうのもうなずけます。アンケートでは、4時間以上という質問だったので、これが5時間、6時間・・・となっていたとしたら、これはやり過ぎの度を超えているとしか言えません。オンラインゲームをやる時間が、このようにずるずると長くなっていく理由に、次のようなオンラインならではの特徴があるのかもしれません。