学校だより LIVE

1. 309 卒業式・修了式によせて

投稿日時: 2022/03/23 野木沢小-サイト管理者

 まず、年度終了間際に、保護者の皆様には、いろいろとお世話になりましたが、卒業式と修了式を行うことができたことは、よかったと思います。

 令和3年度も、コロナ禍での一年間でした。それでも、昨年度の経験を生かし、コロナ禍での教育活動をいかに充実させていくか、先生方も知恵を絞り、保護者や地域の皆様にご協力いただきながら、進めていくことができました。

 感染状況に影響を受けながら、それでも、感染対策をしっかりと取り、子どもたちの生き生きした姿を、たくさん見ることができたと思います。

 保護者のみなさんも、ちょっと想像してみてください。お子さんの一年前の姿を。1年生の子どもたちは、入学した頃の姿を。6年生の子どもたちは、最上級生になったばかりの頃を。その頃のお子さんは、どうでしたか。これから始まる小学校生活に、期待と不安でいっぱいではありませんでしたか。いよいよ、6年生になって、学校の顔としてやっていけるのかと、心配ではありませんでしたか。他の学年の子どもたちも、どうだったでしょうか。

 今は、どうですか。最初に心配していたことが、今も心配ですか。そんなことは、ないのではありませんか。それよりも、お子さんは、お家の方が心配することなどなかったかのように、成長していませんか。

 子どもたちは、みな、大きく成長しています。この一年間で、みな、とても多くのことを経験し、体験し、そこから気付き、考え、できるようになったり、分かるようになったりしました。そういう姿を、日々、目にしてきました。

 一方、きっと、お家の人から見たら、まだまだだなあと思うようなこともあると思います。身の回りの整理整頓であったり、使った物の片付けだったり、言葉遣いだったり、あいさつだったり、宿題の取組だったり・・・それも、分かります。子どもたちは、成長しつつ、まだまだ課題はあります。

 それでも、みな、元気に、学校生活を送ってきました。今年度は、登校日が204日間ありました。先週末までの202日間のうち、全校児童86名が、一人もお休みすることなく、登校してきた日は、77日間でした。全員登校率は、38%です。3学期は、特に、オミクロン株になり、お家で様子をみてもらうお子さんが増えました。それでも、年間でこの数字は、すごいことです。子どもたちは、いろいろな思いをしながら、それでも、学校に来てくれました。お家のみなさんも、子どもを毎日、送り出してくれました。そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、決して当たり前ではないのです。だから、我々教師は、毎日、当たり前のように学校に来てくれた子どもたちに、そして、送り出してくれたお家のみなさんに、感謝しかありません。ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願い致します。

 今まで「LIVE」をお読みいただきまして、ありがとうございました。今年度は、本号で最終号となります。